期日前投票…できませんでした!
どうも、浅井です。
なんだか変な選挙ですね。民進党の自爆テロのような分解があって野党は混迷しているし、そもそもどうして解散したのかもわからない。それでも投票には行きます。大人としての責任ですからね!
と思って、きのう期日前投票をしようとしたら…できませんでした!
区役所では公示後から期日前投票を受け付けているのに、区の出張に行くと受付は15日からだったんです。地下鉄に乗って区役所まで行くのは面倒なので、出直すことにしました。
それにしても税金使って「投票しよう」と呼びかけているくせに受付はしないなんて、まさにお役所仕事ですね~。やる気なし。
選挙のたびに思うのですが、膨大なお金をかけて投票率向上を目指すキャンペーンをするくらいなら、義務投票制を導入すればいいんですよ。実際、オーストラリアやスイス、ベルギー、イタリアなど多くの国が導入しています。ブラジルでは投票していないとパスポートがもらえないと聞いたことがあります。
東浩紀さんが「積極的棄権」を呼びかけて話題になっていますが、義務にすればこんな問題も起きません。
でも、義務にはならないんですね。
理由は簡単。与党が不利になるから。業界団体の組織票がある自民党も、学会の組織票をがっちりと固める公明党も、投票率が低くなればなるほど有利になります。だから、できるだけ投票には行ってほしくないんですね。今のままのほうが選挙に勝てるなら、与党が自ら制度を変えようなんて思うはずがありません。
そう考えると、電子投票の導入もまだまだ先になりそう。簡単に投票できるようになると困りますからね。世界のあちこちでは導入されているのに、日本の民主主義ってこんなもん。開票日には日本中の公務員が夜遅くまで手書きの投票用紙を一枚一枚確認するという、AIの時代から遠くかけ離れた光景が見られます。
では、また。