右往左往…浅井四郎の日記

セミリタイアを目指す40代会社員の日記です。仕事や資産形成、趣味などあれこれ考えます。

セミリタイアを目指す人が抱える不変のジレンマ

どうも、浅井です。

少しでも早く退職したいけど、そうすると貧乏リタイアになってしまう。退職を遅らせればお金はたまるけど、その分、自由なセミリタイア生活の時間は短くなってしまう。

セミリタイアをめぐる悩みはこれに尽きると言ってもいいですよね。そして、この問題に答えはない。

ほとんどの人がセミリタイアする時期と資金との間で悩んでいるようです。浅井も例外ではありません。

日本人男性の平均寿命はおよそ81年ですが、健康に活動できる「健康寿命」は約72年。

もし65歳の定年まで働くとしたら、リタイア後、健康寿命まではたった7年になってしまいます。あな恐ろしや。みんな、そんなに短い自由時間のためにずっと働き続けでいいの!?

だから1年でも早く退職したいのですが、その場合は貯められる資金の少なさのほかにも不安材料が残ります。

それは、

・年金制度の改悪→受給年齢の先延ばし、受給額の減少

・インフレの懸念

・消費税の増税や健康保険料の増額

など。

セミリタイアをした時点ではちゃんと計画していても、自分ではコントロールできない環境の変化によって途中で崩壊する危険性は十分にあります。働いてさえいれば乗り越えられる変化でも、無職だと受けるダメージは大きくなりますよねえ。

一方で、業績が右肩下がりの会社に勤める浅井の場合、長く勤めることによるリスクもあるんですよ。

それは、

・給料の減額、ボーナスカット→退職金の減額

・部署の消滅→分社化、待遇の改悪

など。

すでに会社側は労組と賃下げ交渉に入ろうとしているので、現実的なリスクです。「もう1年早く退職していれば、退職金をもっともらえたのに」という状況が生まれることもありえます。

ただ、ほかにも考えたい要素があるんです。それは希望退職の募集。

20年以上勤めていて、これまでに2回実施されました。希望退職に応募した場合は退職金が大きく割り増しされます。また、会社都合退職の扱いになるといろんな優遇措置があるようです。

前回の募集は最近あったばかりだから、次がいつになるのか。来年あっても困るんですよ。少なくとも5年は働かないとセミリタイアの資金を貯められないので。ちょうど5年後くらいに募集があると一番いい。そしたらバンザイを叫びながら応募するのに!

そんな都合よくはいかないよなあ。もし退職した直後に募集があったらショックだよなあ。

とまあ、皮算用を繰り返しているのですが、答えのない問題を解こうとするようなものですね。

とにかく、あと5年は我慢して働くしかない。

そして最後は、えいやっと決断するしかないのでしょう。

では、また!

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