「池上彰氏の人生を決めた一冊」を買ってみた
どうも、浅井です。
本屋さんに立ち寄ると、「君たちはどう生きるか」(吉野源三郎著)が平積みにされています。
漫画になっているんですね。すでに33万部を突破する売れ行きらしい。
手にすると、帯には「池上彰氏が心から感動し、人生を決めた一冊」と書いてありました。
さすが池上さん。この本で人生を決めたとは。
浅井も中学1年の時に読んだことをはっきりと覚えています。
薄茶色の岩波文庫でしたね。
熱中して夜遅くまで読み耽っていると、2階の部屋に父親が入ってきて「いつまで起きてるんだ、早く寝ろ!」と怒鳴られました。
たいていのことは忘れてしまう浅井ですが、今でもその光景は鮮明に記憶に残っています。
ところが。
本の内容は全く覚えていなんですね~。
ここが「無双」池上さんと「凡人」浅井との決定的な違いかあ。
人生の分岐点があそこにあったとは・・・。不覚。
まあ、いいや。
誰しも人生についていろいろ考えますよね。
このブログのタイトルにあるように、50近くになって相変わらず右往左往しているオジサンもいます。
ただ、「人は何のために生まれてきたのか」という問いに対しては、浅井は答えを返すことができます。
「人はみんな、ハッピーになるために生まれてきたんだ」と。
ちょっとカッコつけ過ぎ?
浅井は結構いろんな途上国を訪れたことがあるんですよ。
世界にはアフリカのシエラレオネのように平均寿命が40歳台の国もある。
そうした国は貧しくて、食べ物も医薬品も不足しています。
もし、幼児のころから飢えをしのぐことだけを考える日々を過ごし、与えられたわずかな食糧を口にし、そして40歳台で死ぬ人生があったとしたら。その人は何のために生まれてきたのでしょう。
貧しい途上国にも子どもたちにサッカーなどを教えるボランティア団体があって、見学したことがあります。
おなかをすかせた子どもたちも、ボールを蹴っている間は満面の笑顔になるんですよね。
すごく楽しそうなんです。少なくともその瞬間は確実に「生きている」。
たとえ辛いことが多い人生であっても、「幸せだな、楽しいな」と思える時間があったのなら、人は生まれてきた意味があるんじゃないかな。そう浅井は思うんですよ。
日本でもイジメや過労死のような問題がどんどん出てきてるし、最近は貧困の問題も深刻です。そして、相変わらず自殺する人も多い。
苦しくて追い詰められたときに、「どう生きるか」「なぜ生まれてきたのか」といった哲学的な問いに立ち戻る術を持っていると、ひょっとしたら人生の大事な場面で何かの役に立つかもしれませんね。
というわけで、「君たちはどう生きるか」を買ってみました。
読んだら池上彰さんみたいになれるかな。
いや、なれないな。
まあいっか。
では、また!
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