高級レストランだと落ち着かないから家で食べているのと変わりがない
どうも、浅井です。
会社のエレベーター前で、たまたま上司とはちあわせた時、上司はこう言いました。
「浅井くんはいつも楽しそうでいいなあ」
そりゃ、あなたみたいに出世を目指してるわけじゃないから気楽なんですよ。
あたしゃ、左遷の身だし。
どうせ数年後にはセミリタイアするし。
そんな言葉は胸のうちに仕舞いこんで、テキトーに答えました。
「いやいや、上司こそいつもダンディーで素敵ですね~」
サラリーマン生活なんて、こんな感じでいいんじゃないでしょうか。
そういえば、ダンディ坂野って今なにしてるんでしょうかね。
ちょっと調べたら、もう50歳らしいです。いまでも年収2000万円とか。ほえ~
ちなみに、浅井が好きな芸能人は高田純次さんです。
イイケゲン、テキトーと言えば、土屋賢二さんもその一人。
知ってる人、少ないかな。
Wikipediaだけを見るとすごい人です。
「日本の哲学者、エッセイスト。お茶の水女子大学名誉教授。専攻はギリシア哲学、分析哲学」
なんだかマジメそう。
だけど、週刊文春での連載を読むと「笑う哲学者」のあだ名がピッタリのイイカゲンさが分かります。
文春文庫「年はとるな」の著者紹介を見てみましょう。
「1944年、岡山県玉野市にて、新生児の平均0歳を上回る精神年齢0歳(数字はすべて小数点以下切捨)で誕生。以後、順調に実年齢と精神年齢を重ねる。(中略)現在は、精神年齢だけは若返り、0歳児に近い幼児性を日々発揮している」
一事が万事、この調子です。
恐妻家をはじめとする自虐ネタをこれでもか、これでもかと連発する芸風ですね。
「だれにでも苦手な人はいるものです。妻と2人暮らしのわたしにも、家に苦手な相手が1人います」
「高級レストランだと落ち着かないから家で食べているのと変わりがない。好都合なことに、高級店に行く金もない」
「どんな偉人も家族にはバカにされるものだ。偉人ほど実像を知ったときの失望は大きい。わたしが偉人にならないのはそのためだ」
土屋さん、もう73歳ですよ。
浅井も、70歳過ぎてもこんな文章を書いていられるといいなと思います。
肩の力を抜きたいときに、1冊手に取ってみるのはいかが?
では、また!
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