セミリタイアしたら、「自分は何者なのか」 これ、重要かも
どうも、浅井です。
同業他社の友人が転勤するということで、送別会がありました。
同業者が集まる飲み会って、けっこう気楽なんですよね。
みんな働く目的も似ているし、興味がある分野も、使う専門用語も一緒。
そして、だれもが同じような場面で同じように苦労する。
喜びを得られるツボも一緒。
詳しく説明しなくても、たいてい「そうだよね~」と分かりあえます。
だから、同業者にはライバル意識と同時に、仲間意識も自然と芽生えるものです。
アイデンティティーの話をするとき、まず「日本人」とか「中国人」とか国籍が出てくることが多いですよね。
確かに、オリンピックやワールドカップでは浅井も日本選手を応援するし、海外で日本のものや文化を見つけるとうれしくなったりします。
ただ、「自分は何者なのか」を考えるとき、国籍がすべてじゃない気がしますね。
例えば本田圭佑選手は国籍が違うサッカー選手たちと一緒にいたほうが、日本人の銀行員たちの間に放り込まれるよりもはるかに居心地がいいはずです。本田選手に「君はどちらのグループなのですか」と聞いた場合、彼は前者を選ぶかもしれません。
エンジニアだったら、日本人の文学者グループの中にいるよりも多国籍の技術者集団の中の方が「自分の居場所だ」と感じるかもしれない。日本人のお役人たちの中にいるよりも外国人ばかりのオーケストラの中にいる方を選ぶ日本人のバイオリン奏者は多いでしょう。
実際、オリンピックに出場するために国籍を変える選手はたくさんいます。
彼らにとって、トップアスリートであることの方が国籍よりも大事なんですね。
こうやって考えると、職業って人間にとって重要なんだなあと思います。
セミリタイアすると、その職業がなくなっちゃいます。
「自分が何者なのか」を形成するものの一つが消えるんですね。
やっぱりある程度の喪失感はあるのかもしれません。
セミリタイア界隈のブログを読んでいると、セミリタイア仲間同士のオフ会をやってる人たちもいるようです。
その気持ちはわかる気がする。
いっそのこと「セミリタイア業」として認知してもらいたい。
目的も、興味がある分野も似ているから、話が弾むでしょうね。
浅井もセミリタイアしたらオフ会しようかな。
まだ先の話だけど。
では、また!
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