右往左往…浅井四郎の日記

セミリタイアを目指す40代会社員の日記です。仕事や資産形成、趣味などあれこれ考えます。

「カナモジカイ」という組織が掲げる野望とは

ドウモ、アサイデス。

ミナサン、オゲンキデスカ?

最近、本を読んでいたら「カナモジカイ」という組織があることを知りました。

公式ホームページによると、「漢字は日本語の伝統を破壊しました」「漢字は日本語の発達を妨げてきました」などと主張し、「最終的にはカナだけで文章を書く時代をつくる」と訴えています。

いやあ、世の中にはいろんな人たちがいるもんです。

でも、そう主張するならホームページも全部カナだけで書けばいいのにね。漢字なんて使わずに。

この団体、1920年創立と古く、2013年までは財団法人だったそうです。

結構マジメな組織なんですね。

実は漢字廃止論はそれ以前にもあって、「郵便制度の父」とされる前島密が1866年に「漢字御廃止之議」という建白書を徳川慶喜に出しています。

みんなが当たり前に使っている漢字も、ピンチの時代があったんですね。

戦時中に野球用語が「敵性語」とみなされ、ストライクは「よし」、ボールは「だめ」などと言い換えられたのは知ってたけど、漢字をなくそうという運動があったことは知りませんでしたよ。

 

漢字はともかく、言葉の制限は「言葉狩りではないか」として今でもよく議論になっています。

たとえば、「床屋」とか「八百屋」とかは差別用語だとして、マスコミが使うときは「理容店」や「青果店」に言い換えられています。

浅井がいつも使っている「本屋さん」も「書店」にしないといけないんでしょうかね。

日ごろ、「ちょっと書店に行ってくるよ」なんて言ってる人、聞いたことないけど。

こうした言葉の使い方をめぐり、かつては作家の筒井康隆氏が断筆宣言をしたこともありました。

差別と言葉って難しい問題ですね。

そういえば、浅井のブログによく登場する「居酒屋」もダメなのかな?

そりゃ、困りますね。

デモ、アサイハダンピツシナイカラ、ゴアンシンクダサイ。

デハ、マタ!

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