たとえ文春への批判が集まっても、不倫報道はなくならない
どうも、浅井です。
小室哲哉さんの引退を受けて、不倫疑惑を報道した週刊文春への批判が殺到していますね。
文春の公式ツイッターには3000件を超えるコメントが書き込まれているそうです。
大リーグのダルビッシュ投手も「本当に頭大丈夫なのでしょうか?」とツイートするなど、あちこちに飛び火しています。
浅井も正直くだらないと思いますよ、不倫報道なんて。
ベッキーのときも興味なかったし、今回の件もほっとけよと思います。
批判する人たちは「報道する側は、受け取る側が不倫や密会が好きなんだと思い込んでいるだけだ。全部なくなってしまえばいい」といった論調でマスコミを責めていますね。
でもね~、そんな単純な話じゃないと思うんですよ。
報道する側って、プロ中のプロですよ。
ワイドショーなら、分刻みで視聴率を争いながら、どんなネタが見られるのかを必死に考えています。
なんせ、視聴率によって巨額のカネが動きますからね。
視聴者の興味が薄いニュースはすぐに分かるし、視聴率が悪ければプロデューサーは飛ばされます。
雑誌も同じ。
どんなネタを書いたら売り上げが伸びるか、よ~く知ってますよ。
こちらも編集長のクビがかかってますからね。
巨額のカネがかかっているから、感覚なんかで判断しません。
何年もの間、ちゃんとした数字やデータを取り続けて、それをもとに報道しているんです。
何が見られるのか、読まれるのか熟知しています。
不倫や密会の報道があふれているのは、その結果なんですよ。
結局、観る側、読む側が不倫・密会ネタが大好きってことなんですね。
東洋経済だって、まともな経済ニュースはあまりなくて、出てくるのは貧困ネタばかりじゃないですか。
それは人の不幸話が読まれるからです。
本来なら「紛争地シリアの現状」だとか「震災仮設住宅で暮らす人々の苦しみ」とか、もっと伝えたいと考えているジャーナリストはたくさんいるはずです。
実際、そういう報道もあるけど、なかなか見られないし読まれない。そして数字が取れないと飛ばされる。
だから、ゲスな報道ばかりになっちゃうんですね。
今回も「不倫報道はやめるべきだ」という正論の批判はいっぱいあるけど、「不倫の話、あったらもちろん見ちゃうよ」という声は出てきません。
そんなこと言ったら炎上しちゃうからね。
でも表には出ないだけで、そっちの方が圧倒的に多いんですよ。
みんな本音ではゲスな話が大好き。
人間だからね~。
では、また!