グラミー賞の最優秀楽曲候補を作った作曲家の数がすごいことになっている
どうも、浅井です。
街中のラジオが面白いことを話していたので、調べてみました。
世界で最も権威のある音楽賞の一つ、グラミー賞の話です。
今年のSong of the year(年間最優秀楽曲)の候補として、5曲がノミネートされているんですが、その作曲家の数がすごいことになっているらしいんですよ。
さっそく公式ホームページを訪れてみると、ありました。
5曲とも聞いたことがありません。
浅井おじさんはマドンナやマイケル・ジャクソン、カルチャー・クラブ、フィル・コリンズらの歌を聞いて青春時代を過ごした世代。
そのまま時は止まっています。
ともかく、その5曲とそれぞれの作曲家の数は以下の通り。
- Despacito=6人で作曲
- 4:44=2人で作曲
- Issues=5人で作曲
- 1-800-273-8255=5人で作曲
- That's What I Like=8人で作曲
5曲で計26人!
1曲平均、5・2人!
最後に出てきたThat's What I Likeを歌っているブルーノ・マーズは知っています。
彼の名前も作曲した8人の中に入っているんですが、この曲を作るのに自分のほかに7人も必要だったんですね~。
日本で楽曲を作るアーティストといえば、いま話題の小室哲哉や中島みゆき、桑田佳祐、山下達郎、中田ヤスタカらの名前が思い浮かびます。
でもアメリカはいま8人がかりで作ってるんですね。
時代の最先端を行く曲作りって、いまや分業制なんでしょうか。
「お前はイントロ担当な」
「分かった、俺はサビに集中するよ」
なんて。
4:44って曲は2人で作っているみたいですが、「いまどきたった2人じゃ無理ゲーだよ~」と文句たらたら言ってたりして。
下世話な話をすると、印税も平等に分けられるんでしょうかね。
「オレのサビの部分が良かったから売れたんだ。もっと取り分を増やしてくれよ」とか喧嘩になったりしないんでしょうか。
作曲家が8人ともなると、後世に残る名曲になっても誰が作った曲なんて言えなくなっちゃいますね。
だけど売れるためにはきっとベストな方法なんでしょう。
そういえば、大ヒットした映画「君の名は。」では主題歌「前前前世」をはじめ、バックに流れる楽曲が話題になりました。
絶妙のタイミングでピッタリの曲が流れてくるんですよね。
それもそのはず。
RADWIMPSの音楽にほれ込んだ監督の新海誠さんは、まず彼らに曲を作ってもらい、その曲に合わせるように映画のシーンを作っていったそうです。
音楽も映画も、もはやこれまでの常識は通用しなくなったということかもしれません。
いつまでも「やわらか頭」でいないとね。
これまた古かった?
では、また!