飲み会の価値はいくら?
どうも、浅井です。
そんなに人望があるとは言えない浅井ですが、友だち付き合いは好きです。仲間とわいわい飲むのは楽しいと思うし、会社の飲み会も嫌いではありません。休みを削ってまでは出席しませんが。
セミリタイアブログ界隈では人付き合いや飲み会を完全に拒否する方々もいるようですが、人それぞれでしょうね。
で、表題の件です。
毎週1回、だれかと飲みに行くとします。友だちや知人が25人いるなら、それぞれと飲みに行けるのは半年に1度の計算になります。50人と会うのなら、1年に1度になってしまいます。楽しく飲んでいろいろ話して「また飲もうぜ」と言っても、次に会うのは1年後ということです。
そう考えると飲みに行く機会って、けっこう貴重だと思いませんか。
会社の先輩にものすごく仕事ができて人脈がある人がいます。話によると、毎日昼と夜は必ずだれかと一緒に食事をすることに決めていて、手帳は食事のスケジュールでびっしり埋まっているそうです。
村上世彰さんは自著「生涯投資家」の中で、自身の体験をこう綴っています。
“夜の会食が、十七時、十九時、二十一時と三度も入っている日が多々あった。(中略)手を付けないのは同席いただく出資者に失礼だと思い、すべて食べていた。その直後、シェフにも大変申し訳ないと思いながら、私は食べたものをトイレで吐いて次の会食へ向かい・・・(以下略)”
数千億円もの大金を動かす村上さんにとっても、食事を通じて人と会う機会をとても重要なことだととらえているのが分かります。巨額のビジネスも、実際に会って一緒に食事をしないと決まらないのかもしれませんね。
そういえば、ウォーレン・バフェットと昼食をともにする権利の入札が毎年ニュースになっています。ロイターによれば、昨年の落札額は3億6千万円! バフェットとの食事にそれだけの価値があると考える人がいるということです。
浅井は最近、仕事が忙しくてなかなか友人や知人と飲みに行けません。夜遅くなってようやく仕事が終わり、一人で24時間営業の居酒屋でハイボールを飲んだりして。それはそれで楽しいのですが。
贅沢する必要はないし、安い居酒屋でまったく構わないけど、会いたい人に会って、一緒にメシを食う。そういう時間がたくさんあるのが幸せなことなんじゃないかな。
セミリタイアしたら人付き合いは減るんだろうか。いろいろ考えます。
では、また!