おじいちゃんになった日のために・・・あの写真を撮るなら今のうち!
どうも、浅井です。
昔、あるアフリカの小国を訪れた際に、当時その国にたった1つだけ存在したエスカレーターに乗ったことがあります。
そのエスカレーターができてからまだ1年くらいのころ。
建物の1階から2階へ上がるだけのものでした。確か、エスカレーターとは何かを国民に見せるために設置されたと聞いた覚えがあります。
ごく普通のエスカレーターだったのですが、初めて見た国民の多くにとって、それはそれは驚くべきことでした。
階段が動くなんて!
浅井の前に4人連れの一家がいたのですが、エスカレーターの前をウロウロしてなかなか乗れない。
怖いんですね~。
意を決して父親と姉は飛び乗ったのですが、母と弟は最後までビビり通し。結局、あきらめて階段を使って合流してました。
日本では絶対に見られない、なんとも微笑ましい光景でしたね。
まあ、日本に初めて電線ができたときは、弁当を運んでくれると思ってくくりつけた人がいたというエピソードが残っているので、どこも同じようなものなんでしょう。
ところで、先日とあるデパートに行ったんですよ。
おじさんという人種にとって、デパートという場所はめったに足を踏み入れない場所でして。
なんだか場違いな感じがするんですよね。気にしすぎ?
で、デパートではたいていエスカレーターを使うのですが、その日は最上階のレストランに行くためにエレベーターに乗ったんです。
そしたら、いたんですよ。
エレベーターガールが!
AIの発達によって数万人の銀行員がリストラされるこの時代に、エレベーターのボタンを押すという仕事をする人が!
ボタンを押す手にわざわざ手袋をはめた女性が!
ちょっと感動しましたね。
もはや絶滅したのかと思っていたのですが、まだ残っていたんですね。
世の中を知らないって恐ろしい。
でも姿を消していってるのは間違いないので、いずれ「最後のエレベーターガール引退、消滅」なんてニュースが流れたりするのでしょう。
今度行ったときには写真撮らせてもらおうかな。
おじいちゃんになって、孫なんかができた日には、「昔はエレベーターに手袋をはめた女性が乗っていて、ボタンを押す仕事をしていたんだよ」と教えてあげたりして。
「ウソだあ」と言われたら、写真を見せてあげたりして。
きっと「おじいちゃん、すご~い!」と尊敬されるに違いありません。
みなさんも写メ撮るなら今のうちですよ~
では、また!
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