だんだん酔いどれブログになっていく
どうも、浅井です。
こぢんまりした居酒屋のカウンターで熱燗を傾けてチビチビ呑んでいると、うしろのテーブル席にいたオジサン軍団が歌い始めました。
♪いいぞ、がんばれドラゴンズ~ 燃えよドラゴンズ~
しばらくすると歌が変わります。
♪広島 広島カープ~
すると、次はいきなり
♪オーレ、オレオレオレ~
当然「それ、サッカーやろ!」とツッコミが入りました。
かまわず歌い続けるオジサン。
♪オーレ、オレオレ詐欺~
アホですね。
嫌いじゃありません。
カウンター向こうで働いていたお姉さんが「すみませんね。うるさくて」と申し訳なさそうに謝ってきましたが、浅井は「楽しいのは大好きなんで、大丈夫ですよ」と答えときました。
会社では思いつきで無理難題を押しつける上司と、自分のことしか考えず何一つアイデアを出さない部下の間に挟まれ、我慢ばかりを強いられている中年オジサンたち。
家に帰ると妻からは「毎晩毎晩、そんなに遅くまで働いてるのね。それにしては給料上がらないわね」と嫌味を言われ、娘からは「酒くさ~い」と鼻をつままれて物理的にも距離を置かれてしまう中年オジサンたち。
居酒屋でおやじギャグの一つや二つ飛ばさないとやってられないっすよね。
わかります、わかります。
ほろ酔い気分で杯を傾けながら、浅井は本を読んでました。
まあ、ちゃんと頭には入らないんだけど。
そういえば、漫画化された「君たちはどう生きるか」はサクッと読み終わりましたよ。
買った顛末はこの記事で。
semi-retire-asai.hatenadiary.jp
ヤフーも漫画家のインタビューを取り上げていました。
どうやら出版から3カ月で70万部の大ヒットらしいです。
読み進めるうちに、ほぼ30年前に熱中して読んだときのことを思い出してきましたよ。
そうそう、コペル君の話だったなあ。こんなエピソードあったなあって。
「コペル君、人間は、いうまでもなく、人間らしくなくっちゃあいけない」
登場人物のおじさんは、コペル君への手紙でこのように書いています。
「人間が人間同志、お互いに、好意をつくし、それを喜びとしているほど美しいことは、ほかにありはしない」
80年前の作品だけど、世の中がギスギスしている今、飛ぶように売れているのが理解できますね。
池上彰さんの心の中にはちゃんと残っていたんだな。浅井はすっかり忘れてたけど。
それはともかく、だんだん酔いどれブログになってきてます。
忘年会ラッシュはこれから。体調を整えないと。
では、また!
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