「定年後」は読んだけど「左遷論」は読む気がしない
どうも、浅井です。
昨夜は会社の忘年会がありました。
会社によって社風がまちまちなように、部署によっても雰囲気がまったく違いますね。
以前いた部署は営業系のガツガツした体育会系だったのに対し、左遷先のいまの部署は技術系の洗練された感じ。
誰かが立ってスピーチする際も、前の部署はみんなで大きなヤジを飛ばしてワイワイ騒いでいたのが、こちらはみんな穏やかに笑っていておとなしめです。
それはいいとして、忘年会になると普段はあまり接触のない人たちとも話す機会が出てきます。
浅井のところにも何人かやってきて、雑談したあと声を落として聞いてくるんですね。
「ところで、浅井さんはなんでこの部署に来たんですか?」とか「ここへは希望して来たんですか?」とか。
「いやあ、左遷ですよ~!」
という言葉を胸にしまって、「どうしてですかね~。僕にも分かりませんよ」と適当にごまかします。
メンドクサイ。
ところで、「左遷」という言葉は、昔の中国で右側を尊んで上位としたことから出ているんですね。
だから左大臣の方が右大臣より偉いんです。
「定年後」がベストセラーになった楠木新さんは「左遷論」という本も書いています。
「左遷されたと感じる異動の多くは勘違いだ」と言っているらしいのですが、浅井には当てはまらないでしょう。
何しろ、いまの上司に最初にあいさつをした時から「お前には悪い噂があるから、おとなしくしてろ」なんて言われましたからね。
はい、はい。
おかしいことを「おかしい」と上司に意見するだけで、会社という組織は「上司に逆らうやつ」とレッテルを貼って危険視しちゃいます。
みんな、浅井に近づかないほうがいいですよ。一緒になって飛ばされるかもしれないから。
左遷といえば貴乃花親方もそうですね。彼は役職の巡業部長を左遷と感じて不満を持っていたのかもしれません。
それでグレちゃってマフィアみたいな恰好をするように・・・。
浅井もグラサンかけて出社するかな。
ともかく「定年後」は読んだんですが、今のところ「左遷論」は読む気がしません。
話を戻して、みんなの忘年会のスピーチを聞いていると、言葉の端々に仕事への情熱がにじみ出ているのが感じ取れました。
いいですね。
みんな頑張って働いてください。
体を壊さないようにね。
浅井はせっせとセミリタイアに向けて準備を進めますから。
最後の一本締めが終わったら、真っ先に店を出て家路に向かう浅井でありました。
では、また!
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