サイバーエージェント藤田晋社長の公私混同、大歓迎です
どうも、浅井です。
コバゴー、ずんたん、バッシー・・・。
これらを聞いてピンとくる人はかなりのマニアですね～
浅井は大好きなんですよ。麻雀が。セミリタイアしたら雀荘に入り浸りたい。
ところで先日、ＡｂｅｍａＴＶでＲＴＤリーグという麻雀大会の決勝が放映され、解説者の一人としてサイバーエージェントの藤田晋社長が登場していました。
言わずと知れたＩＴ界の寵児で女優の奥菜恵さんと結婚（のち離婚）、ヒルズ族を代表する経営者として知られた人物です。そして、インターネットテレビ局のＡｂｅｍａＴＶを立ち上げた本人ですね。
その社長、こんな内容の面白いことを言ってました。
「麻雀チャンネルをこっそりＡｂｅｍａニュースチャンネルの隣に置いているんですよ。一般の人にも興味を持ってもらえるようにね」
確かに、多くの視聴者が訪れるであろう「Ａｂｅｍａニュース」の左隣のベストポジションに、ちゃっかり麻雀チャンネルがあるんですよね。
ドラマやアニメ、音楽、スポーツなど、ほかにもいくらでも視聴者を呼び込めそうなチャンネルはあるのに。
よりによって麻雀。
これって、完全に公私混同です！ 思いっきり社長の趣味ですわ。
そう、藤田社長は「最強位」というタイトルを取ったこともある雀豪としても有名で、腕前は超一流。トッププロばかりを自身で集めたＲＴＤリーグでも前期は２位に入る活躍を見せました。
藤田社長にしてみれば、ＡｂｅｍａＴＶの多少の売り上げや視聴者数の違いよりも、麻雀の普及につながることのほうが大事なんですね。
いけませんか？
実はうまくいくビジネスって、そもそもそんなことから始まるのかもしれません。
たとえばフェイスブックもツイッターも、当初からビジネスで儲けようという発想で始まったのではないでしょう。だれかとだれかをつなげる便利なツールがあればいいなあと開発したら、あとから巨大なビジネスに発展した、と。
仕事を成功させるのに情熱は不可欠です。それに、遊び心も。
社長にとって、麻雀の普及はＡｂｅｍａＴＶを成功させる原動力の一つになっているに違いありません。
将棋の藤井聡太四段にいち早く目をつけ、トップ棋士たちと対戦させた「炎の７番勝負」。そして１４３０万視聴者を突破し、歴代記録を作った元ＳＭＡＰ３人の「７２時間ホンネテレビ」など、ＡｂｅｍａＴＶの快進撃は続いています。
ＡｂｅｍａＴＶは２００億円の赤字だと公表しているのも、実は他社が参入してくるのを阻みたいからだとの説があったりして。
いずれにしても、これだけスピード感と遊び心があるビジネスが見られるのは楽しい限りです。
藤田社長の公私混同、大歓迎しますよ～
では、また！
